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もらい火

こんにちは、有賀です。

前回投稿してから半年以上たちましたが、あっという間ですね。
年を取るごとに1年が短く感じます。

さて今回は昨年10月末ごろのお話なのですが、タイトルの通り弊社で建築させて頂いた建物が
隣地の火事でもらい火を・・・

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隣はほぼ全焼、消火活動のせいか外壁の色がピンク色になってますが、それでも外壁自体は燃えてない様子

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ただ細かく見ると排管関係は溶けてしまってます・・・

お施主様曰く火災当時は「終わった・・・」と思ったとのことでした。
確かにテレビに出るくらい大きな火災でしたので、その様子を自分もネットで見ましたが自分でもそう思う状況でした。
それでも鎮火後の写真の見た目だけだと隣地が全焼したとは思えない位の状態で、外壁の防火性能に驚きました。

火災の翌日に見に行き、職人さんの現調から保険会社への見積もり提出、査定等年末年始を挟んだこともあり、
実際着工まで2か月、年明けからスタートしてようやく今週で終わる予定です。

ここで知っている人も多いかもしれませんがタイトルの「もらい火」の場合、隣地の方の保険は基本的(故意、重大な過失は別)に使えません。
ですので、自分が加入している火災保険で対応しなければならないです・・・
そう法律で決まっている理由はあるんでしょうが、個人的には「おかしいのでは」と思ってしまいます。

新築を建てる為にローンを組む場合には火災保険は必須なので問題ありませんが、
現金で買う方やローン完済後の場合に火災保険に入っていない方が見受けられます。
特に改修工事の場合に遭遇することが多々あります。

「台風で屋根が~」なんて場合に修理して欲しいといわれた時に火災保険きくかもしれませんよと
お話しさせて頂くと「じゃあ調べてみます」と。
後日、現金購入だったので火災保険に加入してなかったといわれたり、ローン完済まででその後保険更新していない等の答えが・・・

じゃあしょうがないですね程度の感覚でしたが、今回の件で、もしその家が「もらい火」にあってしまったらと考えると
怖いですよね。これからはそのようなお客さんには、お話だけでもしようかなと。

家を建ててから何十年もたっている方など皆さんも一度火災保険大丈夫かなとぜひ確認してみてください。
注:保険会社のまわしものではありません(笑)

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