こんにちは
門池です

今日から急激に寒くなりました。
皆様、防寒対策はしっかりとできてますか？
私は、夏より冬のほうが好きなので、少し浮かれてます。

さて、今回は久々に私たちの実務でもある工事に関して投稿してみます。

先日より、都内にある某賃貸ビルの外装工事をスタートしました。
内容といたしましては、強い雨が長く続くと漏水が起こるということで、オーナー様からご相談をいただいたので、外壁の防水を施すという工事です。

現時点では、足場の施工が終わり、ダメージのある個所を点検し、マーキングをしているところです。

こちらの現場は鉄骨ＡＬＣ造という構造で、鉄骨造としてはポピュラーな建物です。
立地条件として、国道の上に首都高速が走っている通りに面しており、なおかつ正面と裏側に高低差があるお建物です。
このような条件から、重量物を運ぶダンプカーやトラックが頻繁に走り、少しの地震の影響も受けやすいこともあり、外壁面のクラックが発生しやすくなっております。
今回の工事は、大規模修繕ではなく漏水を止めるということに照準をあてて、可能な限りローコストで納めてほしいとのご要望でした。
添付の写真以上に非常に多くのダメージがあり、見落としのないように徹底してクラックの補修を進めていきます。
そして、水の侵入経路となりそうな箇所を徹底して処理していきます。

お建物というのは、どんな造りであろうとも永久ではありません。
定期的にメンテナンスをしっかりとして、長寿命化を図ることができます。
それは、お建物の構造や素材、経年劣化や自然災害等の影響を慎重に判断し、施工方法を検討し施工することでより長く快適に使っていけることになります。

また、お建物の大小や用途にかかわらず、時期や状況を見て外部に限らず内部もしっかりとみていくことが大切ですね。

今回のように、私たちを信頼してお任せいただけるお建物のオーナー様に「頼んでよかった」と思っていただける仕事をひとつづつ積み重ねることが、私たちの仕事の価値を上げていくということを実感しました。

それでは、またアップします。