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世代について

こんにちは
門池です

暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は、世代についてです。

私は、昭和50年代、1970年代生まれの40代です。
弊社には20代2名、30代2名、40代2名、50代1名と全世代がバランスよく揃っています。
それぞれの世代で見てきたものや感じることが違うということに日々気づかされることがあります。

よく、「今の若い人は」や「昔の私たちの時代は」なんていうことを話す諸先輩方がいらっしゃいます。
逆に、「昔のことは知らないけど」や「今は時代が違うので」などということを話す若者たちもいますね。
どの世代もそれぞれの時代を過ごしているわけですが、先人たちの知恵を踏襲しながら、新しいものを取り入れていく柔軟さを持ってお互いを尊重できると一番いいと思います。

建築の業界では、何世代にもかけて守り続けて世界遺産になっている貴重な建造物や、何世代もかけて工事を進めているにもかかわらず、いまだに完成しない難解で複雑な建物などもありますね。

私たちの仕事は、世界遺産になるような建造物や、観光名所になるような建築物を作っているわけではありません。
その土地に、これから暮らすご家族や関係する個々の生活の基盤となる建物作りです。
そこには、様々な世代や構成、近隣環境などの複雑な要素が入り混じった唯一無二の住まいづくりだと思います。
次世代につなげるということは、すべての人に伝わるということではなくても、個々に引き継がれていくものも、世の中の人にかかわりのないことでも、引き継がれた人にとってはかけがえのないものになるのではないでしょうか?

限られた土地の中で世代を引き継いで豊かに暮らせる住まいづくりをお手伝いしていくということは非常に光栄なことだと思います。
しかし同時に、世代の違いによる考え方や感じ方の変化にもアンテナを張り続けていないと、お任せいただくお仕事のイメージを共有できなくなってしまいます。

もう40代と言えば世間一般ではオジサンの部類に入るのでしょうが、感覚だけは若いつもりです。。。。
あくまでもつもりですが。。。。

先輩方の話を、若い人たちの話を、ただ聞くだけでなく言わんとすることをくみ取りイメージをしっかりと共有することで広い世代に受け入れて頂けるよう日々精進です。

それでは、またアップします。

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