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建物の角度
どうも平野です。
お世話になります。
今回は「建物の角度」について少しだけ触れたいと思います。
木造住宅は最初にプレカットなるものをしてから建てます。
プレカットとは一本一本柱や梁などを加工することです。
これをすることで現場で加工する手間がなくなるので
大工さんたちは非常に助かると言ってました。
昔は全部大工さんの力でやってると思うと凄いですよね。
本題の建物の角度なんですけど、
これは最初に建物を建てる際に見てもらいます。
プレカットで決められた寸法道理に柱と梁が搬入されるので
パズルのように組み立てていきます。
柱を数か所ピックアップして90度を見てもらいます。
最初は大なり小なり傾きがあるので、突っ張り棒のような専用の工具で直していきます。
これを全階層で行いようやく真っ直ぐな建物が立ちます。
文章で書くと、うぉぉ簡単と思っちゃうんですけど実際は1日かけて行われるので
非常に疲れます。
なので他の監督の現場で上棟(建物を建てる時)があると手伝いに行ったりします。
正直、肉体的にも疲れますが精神的にの方が疲れますね。
建物の角度を見ていないとよくテレビで見かけるビー玉が転がる家が
出来上がってしまいますので気を張りっぱなしなんですね。
今度上野君の現場が上棟なので手伝いに行きたいと思います。
今日はこの辺で。
暖かい日と寒い日の寒暖の差が激しいですが皆様体調には気をつけてください。
失礼いたします。
これは傾いてます。(見るからに傾いている状態です。これを真ん中の線に合わせるために調整を繰り返します)
こうなれば大丈夫です。(角度で若干ずれているように見えますが正面から見ると真っ直ぐです)