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検査はとっても大切です

お久しぶりです
平野です。

最近は雨が降ったり、止んだりで何かと不安定ですが
このところ気持ちの良い晴れ模様が続いており
気持ちも晴れやかになるそんな今日この頃です。

今回は検査について書かせていただきます頂きます。

そもそも検査とは?
読んで字のごとくまんまの意味で「検査」です。
・金物が図面通りについているか?
・金物の種類は合っているか?
・梁や柱の位置は合っているか?
・床の釘の間隔は合っているか?

等の公式なチェックが検査です。
それは区のものでしたり、保険関係のものでしたり
建てる建物や構造で検査内容も変わってきますね。

今回私が担当している建物で検査がありましたので
その写真を載せたりで何となく雰囲気が分かってもらえたら嬉しいです。

「金物」
これは非常に非常に重要です。
何故かというと前にも書いたかもしれませんが、
構造屋さんという専門の方々が練りに練った構造計算を基に建物の耐力(耐える力)
が出てきます。
その計算は緻密で、一つ間違った物を付けてしまうとバランスが崩れ
建物にかかる力の流れが歪んでしまいます。

すると最初こそいいものの日を追うごとに、はたまた年追うごとに
建物自体がねじれてしまうというわけです。
これは日常的に地震等の災害が多い日本に於いては致命的です。

故に検査を実施することでその間違いを無くすことこそが目的になってくる訳ですね。
そりゃ間違った箇所に金物がついていたり、違う金物がついている建物は保険だったりは入れないですよね?
人間で言えば大きな病気になった時は生命保険に入れないみたいなもんだと私は思います。

万が一にも間違えていた場合は程度によりますがやり直した後に再検査という流れになるかと思います。。
もしも簡単に直せるが直す人間がいなかったり、直す箇所が一箇所だったりですと写真提出でも構わないケースもあります。
しかし、写真提出で許可が貰える場合は検査官が「この建物を作っている工務店ならちゃんとやるな」だったりの確証が必要なので
勿論当たり前のことですが「ちゃんと丁寧に施工する」が出来てないとダメですよね。

こうした検査をしっかりとパスし、
様々な機関から認定されて建物はようやく建つことが出来ると思うと
街中の様々なお家にもきっと色んな出来事があって建ったんだなぁと思うと
凄く感慨深く街中を歩くことが出来るので意外とオススメです。
(あんまりジロジロみると危ない人と間違われるので注意は必要ですIMG_20181112_143556IMG_20181112_143603IMG_20181112_143610

最後に写真は検査風景になりますが、ちゃんとやってると凄く早く終わります。
検査官もプロですから余計なことを言われるような施工でなければホントにすぐ終わります。

文章も長くなってしまいましたので今日はこの辺で。
お疲れ様でした。

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