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上棟式について

こんにちは
門池です

昼は暑く、夜は涼しい過ごしやすい季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回は、上棟式についてです。
当社で現在着工中でこれから上棟式を行うお施主様がいらっしゃいます。
上棟式は昔と今では様式や手順も変わっているのだろうなと思います。
私自身、諸先輩方から教えて頂いているような、日中に建て前が終わった建物の中で酒盛りをするような上棟式は経験がございません。
「本来はこうあるべき」とか、「正式な上棟式の手順はこういった段取りだよ」などと、正しい上棟式の流れなどがあるのかもしれません。

現在、私たちが施工させて頂いている東京都内のエリアでは昼日中から建設現場での酒盛りをするというのは難しくなっております。
ご近隣様へのご迷惑や、隣近所とのお付き合いの度合いや地域性など、非常に多くのことを考えながら行う必要があると思います。

しかしながら、私たちはお住まいを建築するご計画の段階から、一緒に進めていく注文住宅を専門としております。
お施主様と密にコミュニケーションをとりながら、計画を立てて建築家と打ち合わせを進めて、準備ができた段階でやっと着工という段取りとなります。
私が思うに、上棟式はお施主様と私たち工務店、工事を進めてくれる親方職人さん連中との大切なコミュニケーションの機会なんだと考えます。
現場を進めていくと、職人さんや親方連中がお施主様と直接じっくりとお話をする機会は非常に少なくなります。
今回もお施主様にご案内したところ、「是非」との事で上棟式を実施する運びとなりました。

私たちの行っている上棟式は四方固め(盛り塩・お米・お酒を建物の四方に撒く儀式)をして、お施主様に棟梁と現場監督を紹介いたします。
それから、お施主様のご案内で場所を移動して宴会という流れです。

毎度のことながら、初めてご挨拶させて頂いてから上棟の日までで半年以上の期間があり、非常に感慨深いものがあります。

時代が変わって、文化や文明にどんな変化があっても人と人とのコミュニケーションや繋がりに変わりはないんだとつくづく思います。
上棟式も様式や手順よりも、そのコトにかかわる人たちがお互いに敬意をもって関係を築くのが大切だと改めて実感するこの頃です。

様子をアップしたいのですが、写真等をアップするのも簡単ではない時代になりました。
時代が進んで変わらないものと、変化し続けるもの、その見極めをしながら順応していくことも必要ですね。

喜んで頂ける住まいづくりをこれからも続けていけるよう精進します。

それでは、またアップします。

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