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漏水について
こんにちは
門池です
このところ気温の変化が激しく、昨日は暑くて今日は寒いというような日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は、漏水についてです。
漏水は建物に起こる事故として、建物本体の問題が原因となることが多い現象です。
大きくは、配管関係と雨風によるものと二つございますが、今日は雨風が原因の場合について書きます。
現在工事中のお宅様で、築年数の若い建物なのですが、先月の大雨で建ててから初めて漏水したとの事で相談を頂きました。
あいにく新築を施工した建設会社さんが高齢化によって会社をたたんでしまったとの事で、相談するところが無くなり当社にお問い合わせ頂いた案件です。
現在、建物には瑕疵担保責任保険という保険が建設会社に義務付けられており、ここ数年以内に建築された住宅には保険が適用されます。
しかし、保険の存在自体を知らなかったり、忘れてしまった方も多くいらっしゃいます。
瑕疵保険は、漏水に対するもので、お引渡しから10年間適用されるため、今回の方は対象物件でした。
訪問した際は、「どうしていいやら」といった感じでしたが、保険の説明をさせて頂き、保険会社に問い合わせて頂いたところ対象という事がわかったというケースです。
保険の調査員の方に来て頂き、私も同席して症状を説明したところ、免責負担となる費用以外は、保険で補えることがわかり一安心でした。
工事としては、足場をかけて漏水箇所をしっかりと判断し防水を施したうえで内部の漏水箇所を補修するといった工事となります。
既存シールの撤去
接着剤の塗布
シーリング
こんな感じで作業を進めます。
トップライト廻りだったのですが、足場がなくては上がれない場所にあり、単純な作業でも危険が伴う為大がかりとなってしまいます。
そういった意味でも、オーナー様の想像以上に費用がかさんでしまうケースもあり、状況によっては保険を活用した方がいい場合もあります。
トップライトは、太陽の光を建物の内部に取り込むためのもので雨水を入れるためのものではありません。
今回の工事で、大雨が降っても漏水が来ないことを祈ります。
今後も難しい相談があった時に心強く思って頂ける会社にしていきたいものです。
それでは、またアップします。
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