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注文住宅の概算見積と詳細見積の流れ

こんにちは。企画設計部です。

新年度を迎え、年度末の引き渡しラッシュも無事終え、バタバタが少し落ち着いて来ました。
年度末は引き渡しもバタバタでしたが、幸いにも多くの引き合いを頂き、多くの見積りを提出させていただきました。

今回は注文住宅を建てる際の見積について、我々が普段見積を作成する過程について書いてみます。
見積の種類は大きく、概算見積詳細見積の2種類があります。
それぞれの特徴は下記のようになります。

1、概算見積り
概算見積は目的としては主に、プロジェクトの予算を立てるために使用されます。施主や投資家に対して、プロジェクトの大まかな費用を提示します。
設計図や仕様がまだ詳細化されていない場合が多く、必要な材料や労働力の数量や価格を過去の実績等から大まかに推定します。
必要に応じて協力業者にも見積をとります。(最近は価格変動のペースが頻繁で都度都度見積を取っていますが、、)
ただし、図面の不透明な箇所が多い場合は「これだけあれば大丈夫」と安全側に動く場合と、予算感を鑑みてある程度「これでも良ければ大丈夫」と安い製品などを当て込んでギリギリを攻める場合があります。
例えば、キッチン一つとっても製品はピンキリです。実績のなかでも20万円のものもあれば200万円するものもあります。
このような施主や設計士との打ち合わせから、イメージしている空間を想像してご提案させていただく場合も多くあります。
この概算見積を基に建物の面積や住宅設備のスペックなどを調整して、図面に落とし込んで行くことで建物の構想が固まって行きます。
この段階は図面に明記されていることが少ないため、施主・設計・施工のイメージを共有し同じ方向を向いて進めていくためにも、しっかりとしたコミュニケーションを取りながら進めていきたいと思っております。

2、詳細見積り
詳細見積は工事請負契約に向かって詰めていく段階に使用します。詳細見積時には図面の精度も上がってきて、具体的な材料や製品品番、工法も図面に記載されてくるのでより精密な見積が作成可能となります。
流れとしては設計士から図面を受領します。その図面を各協力業者に図面を渡して説明をして、見積を出してもらうので数週間の時間も要します。
図面の中で相違があった場合や不明点は設計士との質疑回答のやりとりが発生します。
また、各業種でも相見積りを取るので連絡先は15〜25社程度に見積依頼・説明をします。
協力業者から見積の返答に対して図面との齟齬がないかを確認した上で、比較検討して、晃栄ホームとしての見積りに落とし込んでいきます。
最近では価格の高騰もあり、予算に納まらないことも多いので1,2度減額のやり取りをして契約見積の完成となります。

建築は大きな金額が動く仕事となります。
お客様のご希望に添える様に、また晃栄ホームが会社として持続していくためにも根拠を持って、安心していただけるお見積りを今後もご提示して行きます!

ご用命がございましたら、お気軽にご連絡ください!!

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