こんにちは
門池です

とにかく暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか？
私は、年を通して夏が一番苦手なので、あまり動かないように大人しくしています。

今回は、「価値」について投稿してみようと思います。
随分と風呂敷の大きな話になりそうですが、コンパクトな価値もあるのかなと。。

・市場価値
・価値観
・社会的価値
・経済的価値

どれも価値のつく言葉ですね。
しかし、あくまでも主観的な言葉な気もします。
一つの言葉の持つ意味合いは、受け取る側によって大きく変わることもあるかと思いますが、裏を返せば発信する側がどれだけの価値を付けられるかによっても変わるというようにもなりますかね。

先日まで、甲子園では熱い戦いが繰り広げられていました。
毎年全試合録画して、お酒を飲みながら早送りと巻き戻しを繰り返しながら、次の日には何も覚えていないという不毛な高校野球ファンの私は、例年通り痛飲し、夏の暑さと二日酔いでなんとも言えない汗をかく日が続きました。

日々練習を重ね、チームワークを練り上げて、喜怒哀楽に苦悩しながら今年のこの夏にかけてきていた球児たちの凝縮されたドラマが、見ているこちらにも感染して泣いたり笑ったりしていました。

野球にあまり興味のない方からしたら、この全国高校野球大会というイベント自体が無価値なものに見えるかもしれません。
しかし、価値はそれぞれ共有できるものであるという反面、自身にしかない値打ちとなると言う事も言えます。

高校野球を例としましたが、「努力の価値」はいつの時代にもどの年代にも共通の価値だと思います。

そういった努力の価値は様々な形となって日々の暮らしに帰ってきてくれます。

私たちは、注文住宅を専門に扱っております。
常にお施主様のオーダーと夢を形にするべく努力しております。
多くの注文住宅を施工しているうちに、変わっている事に気が付きました。
大工さんは、切断した木材の断面がきれいである事が当たり前となり、電気屋さんは見えない天井裏の配線がきれいに束ねられていて。
棟数をこなすことが出来なかった頃、毎日のように現場でたくさんの職人さんと時間をかけて苦労していたことは、今では当たり前にできるようになっているんです。

価値には様々な基準があると思います。
「努力の価値」は経験をいかに積み上げていくかで時間が経ったときに大きな変化をもたらしてくれるのではないでしょうか？

しかしながら、この価値については私たちが自身で採点するものではなく、成果品をお引渡してから、長い年月が経った時に評価されるものだと思います。
私たちに住まいづくりのお手伝いをご依頼下さる方々から、価値のあるお買い物だったと思っていただけるよう、努力の価値を上げていかないと！

それでは、またアップします。