こんにちは、有賀です。

先日毎月恒例の社内勉強会を行いました。
月に一度、議題は建築から離れた話でもなんでもよいから行おうと始めたものです。
今月は自分の担当で、以前不動産賃貸の営業をしていましたのでそのことについて話しました。

借りる上での不動産屋のまわり方、その上での注意点、手数料の仕組みについてなどを話しましたが、
数年前の話なので、現在実際役に立つかどうか・・・・

その中で時間の都合で触れられなかったことがあります。
それは建築業界で投資用アパートの建築を依頼される場合によくその周辺の坪単価をもとに収支を計算するなんてことがよくあります。
これなんですが、不動産賃貸業者として実際貸す場合には坪いくらという計算はしません。
部屋の間取りや独立洗面台の有無、オートロックの有無、洗濯機置場が室内かどうか等が重要になります。

なかなかそこまで考えて収支を出すというのは難しいのかもしれませんが、不動産屋として貸す側
からするとそういった要素も大きく金額を左右する条件だと思います。

今回勉強会という事で不動産屋の視点で考えてみると上記の事一つとってみても違った見え方がありました。
前月は「建築家」について話がありましたが、これも住まいを依頼する方にとっては「作品」なのか「住居」なのか、
渡す側と受け取る側、依頼する側と請け負う側で全く意味が違うかもしれません。

それでも可能な限りの意思疎通ができてこそいい仕事につながるものですし、
こういった勉強会で全く違うジャンルでもそれぞれの経験を共有することで新たな発見ができる気がしました。

来月はどんな勉強会になるかわかりませんが、「期待して」待とうと思います。

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