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年末大掃除について
こんにちは
門池です
いよいよ、今年もあと二週間となりました。
師走の忙しい中皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日の記事は「年末大掃除」についてです。
建築とは関係ないように思われますが、日本の風習文化として多くの方々が年の瀬に行う行事かと思います。
もちろん、私自身自宅の大掃除も毎年やっているのですが、今回は会社の大掃除についてです。
私達注文住宅の施工会社は、他所にはないたった一つの住まいづくりのお手伝いをしております。
当然、フローリングやタイルなど、全てのお施主様が迷いに迷って検討を重ねて理想の住まいとなるように選定したアイテムを使いますので、同じ部材を別のお宅様で使うようなことはなかなかありません。
そういった中で、材料によっては、納期が一ヶ月や45日かかるアイテムもございます。
足りなくなった場合や、現場でミスをしてロスを出してしまうと工期に大きく影響が出てしまうため、歩留まりといって少し余分に注文します。
その場合、困るのが想定内で工事が納まった場合に余分に注文した材料の行き場がなくなります。
しかし、お引渡しから暫くの間は万が一補修や手直しが出た場合のために当社の倉庫に保管されることとなります。
当社は大きな会社ではないため、当然大手企業のように大きな倉庫で在庫を管理しているわけではないので、建築道具などを保管している倉庫に建材を置くスペースを確保してなんとか管理しております。
毎年のことなのですが、年末の大掃除の際に大量の残材を処分することとなります。
大掃除の際に躊躇ったり、感傷に浸ったりしていると作業が進まないのは世間一般では当たり前に言われていることですが、私は作業が遅くなっても一つ一つの建材を検品している際に今年一年でお手伝いさせて頂いたお宅様のこれまでのことなどを思い出してどうしても感傷的になってしまいます。
大掃除は、今年一年の垢を落として心機一転来年を迎える大切な行事なのかもしれませんが、私は今年一年の出来事を忘れないように記憶に留め置く意味でも大切なことのように思えます。
作業としての大掃除と、気持ちの上で片付けや掃除を通して今年一年の反省や後悔を悪い意味で来年に持ち込まない大切なイベントです。
年始には最近は少なくなっているように感じられますが、書き初めや「~始め」といった気持ちを切り替えて前に進むことが多くなります。
来年は今年よりもいい年になるように今まで以上に頑張らないと!
それでは、またアップします。
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